子供の「学力」も上げる「食育」とは
今日はとても暑い一日ですね。最近気温差が激しくオミクロン株もあり大変な日々が続きますが、ご体調はいかがでしょうか。
こんな暑い日は、食事を作ることも一苦労だと思います。 毎日毎日、暑い日も寒い日も、ご家族のために食事を作られている皆さまには、本当に脱帽です。
さて、そうした近年、国を挙げて取り組まれている「食育」。
朝ごはんをきちんと食べる子とそうでない子とでは、学力調査結果の各科目において、きちんと食べている子の方が15点~20点高いという結果が出ています。
食習慣って大切なんですね。
そんな中、最近「こ食」という言葉が出てきています。これは
・弧食(ひとりで食べる)
・個食(家族それぞれ違うものを食べる)
・固食(好きなものばかりを食べ続ける)
・小食(食べる量が少ない)
・粉食(固いものを嫌がりパン・パスタなど粉モノを好む)
・子食(親が食卓に居ず、子どもだけで食べる)
・濃食(味の濃いものばかりを食べる)
これら7つのことを言いますが、食育というものは、栄養バランスのいいものを食べることだけに尽きず、食事時の環境も大事にすることが含まれています。
とは言え、まずは栄養バランスですよね。最近では焼き魚や煮魚、煮物などを作らない家庭が増えているようです。魚は冷凍できないので、どうしても疎遠になってしまう食材の一つかも知れません。また、お菓子やカップラーメンなどを頻繁に口にする子が増えたようです。加えてこれから本格的に始まる夏は、温かいものを食べなくなる傾向があるため、内臓を温める機会が減ってしまうそうです。
集中力を上げる方法の一つが、この「食事」。
毎回の食卓に主食・副菜・主菜・乳製品・果物を取り入れることは非常に難しいと思いますが、夏バテ防止も含めて、手作りの肉・魚・卵・大豆料理を偏りなく口にできると、子どもの集中力・学習力だけでなく、ご家族の継続的な健康維持につながるかも知れませんね。
さぁ、その時に「時短・かつ栄養満点・かつ美味しく見える」おすすめの献立を一つ、ご紹介して終わりましょう。
【朝ごはん】
・食パン(上にハム・チーズ・マヨネーズと薄く切ったきゅうり)(全て買って乗せるだけでOK)
・暖かいスープ(インスタントポタージュでもなんでもいいです!→後述 )
・千切りキャベツ(これも買ってお皿に盛り付けるだけ)
・カゴメの野菜ジュース(「つぶより野菜」が非常におすすめです!)
これ、イチから作れる方は是非作ってくれると、お子さんも非常に喜ぶと思います。ただ、全て買ってきたとしてもお皿に盛り付けるだけで非常に見栄えが良くなり、嗅覚・触覚だけでなく「視覚」からも朝ごはんの効果に影響を大きく与えます。
中でもおすすめなのがこれ、「つぶより野菜」という野菜ジュース。

最初に言っておきますが、これカゴメから広告料等一切もらっていません、ステマでもなんでもないです。僕の本心です。
本当に、冗談抜きで野菜感たっぷり(野菜つぶも実際に含まれています)で、なおかつ苦くなく美味しいんですよ・・・笑
少し値は張りますが、これで将来のお子様の集中力向上出来るとすると…?なんかお得に見えてきます。
暖かいスープに関しては、「暖かい」がkey pointです。なので手作りである必要も特段ありません。
朝に暖かい飲み物を飲むと、副交感神経が働き、忙しくても「有意義な朝」だと思えるように体の仕組みが整っています。そのため、朝ごはんを食べた後の幸福感が増大し、その後の集中力も働きやすいという効果があります。
【夜ごはん】
・ごはん(出来れば、炊きたてであると尚良いです。)
・味噌汁(これは「暖かい」ものであるため無理に作らなくても大丈夫です。)
・赤身肉(ウインナーや豚肉・鶏肉を使った料理)
・ブロッコリー&おかか&マヨネーズサラダ(ブロッコリーが苦手な人は「大根としらすのサラダ」でもいいと思います。)
・生ものの小鉢(イカのお刺身やイカおくら・煮物はレンジでかぼちゃでチーン!)
生ものですが、魚の刺身だけじゃなくてマグロ+アボカド、塩辛、明太子、生ゆば等々、色々ありますね。
ちなみにこれが、夜ご飯最大のKey Pointなんです。
ポンと皿に盛ったら完成できるものが多いので、品数が欲しい!という方はこちらを中心に多く乗せるとGOODです。
「なんだよ、めんどくせぇな」と思われた方も多いと思います、ただ、一つ考えてみてください。
居酒屋のスピードメニューを、自分で作る。これって、結構いけるんちゃう…?と思えるかと思います。