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今まで成功してきた「人」のたった2つの特徴とは?vol.2



こんばんは、今週もお疲れ様ですね。ラオ先生です。 さて、今回の内容は、先週お話しした内容の続編となります。 どのような人が「成功し、富を得られる」のでしょうか?ということについてでしたね。
「計算とか、数学とか、すごく嫌い・・・今勉強している事って、将来何に使うの?」という子供達、多いですよね・・・。「いつか将来、これが役に立つから!!」という言葉だけでは、絶対勉強してくれないでしょう。笑
僕自身も、やはり理由は知りたいものです。
ずばりその理由は

「将来、答えのない未来に向かって突き進む力には、今学んでいる中学校の知識・情報がないと、日本社会では大きく成功できないから」


です。 少し難しいですね。。
例えば、会社にお勤めされている方ならわかるかと思いますが、
会社に属する以上、チームとして求められるのは「前年度売り上げ・利益率を超えること」です。
しかし未来の利益なんて誰もわかるはずがありません。今ある需要の先を見て「次に消費者は何を欲しているのか」について考え、モノを開発し、売る必要があります。

そのためには、未来の需要を過去のデータと照らし合わせ、「将来の予測を計算する」必要がありますよね。 そのために「今ある潜在的な需要の計算(数学)」はもちろん、
「人口ピラミッドから年齢層をターゲットすること(社会)」や
「顧客の心を読み取る力(国語)」
「実際に行動に移したらどのような変化が起こるのか考察する力(理科)」
も持っていたら、凄く考える幅が広がると思いませんか?
それが海外に拠点を移すことになったとしたら、「英語」の力も必要になってきます。
ですので、今勉強しているのはそういった「将来を考える力」を身につけるための「基礎知識」をつけているんです。

たとえば、お父さんが「中学校のジャージを、みんなのサイズに合うようにオーダーメイドで作る会社」を青葉台駅に立ち上げるとしましょう。 その時に、そのジャージの“今の需要量”を確かめるために「では、日本国内では一年間にどのくらいジャージが買われているんだろう?」という推定値を出す必要があります。これ、是非お時間のある人は子供たちに出してみてください。答えられるでしょうか?

これ実は、何も数値が出ていなくても出せるんです。計算レベルは小学校6年生です。 フェルミ推定という方法ですね。

実はこういった問題は、トップレベルの企業では既に新卒採用で取り入れられている問題となります。 答えは一つではありませんが、僕の考えた答えを一番下に貼っておきます。
こういった問題が出来るかどうかが、将来の「富を得る・世界に影響を与える・世界の«仕組み»をつくる」人になります。
僕等「高校受験」の講師達が生徒に教えるときのモットーとして
「問題が解けるだけじゃなく、それを応用できるような力」を教えています。
それが大人になったときに、とってもとっても大事になるからです。

これからの学校教育でも、このように変わっていくだろうとされていますが、是非皆さんのご家庭でも、「はい。いいえ。」だけでなく「なぜ?なんで?」を大切にされてみて下さい。

さて、今週もお疲れ様でした。よく今週も頑張りましたね。 ゆっくり休んでください。またお会いしましょう。 ***********
«ジャージの問題» 私の考えと解答 一年間で販売されるジャージの数ですが、推定値だけで計算式を立てると以下のようになるでしょう。
「日本国内で毎年中学校に入学する人数×その中での入学時購買割合×一人あたりの購入枚数」 + 「上位学年になったときにジャージを買い替える人数×一人あたりの購入枚数」
1学年の人数ですが、この青葉区地域は子供の人数が比較的多いため、4~6クラス編成でしょう。
しかし日本全国的に見れば「少子化」が進んでいます。
本当にそうでしょうか?実際に日本の人口から全中学生の人数を求めてみましょう。
日本の国民の総人口は約1億2,000万人。「地理」で暗記するのは必須ですね。 そのうち、~20歳・~40歳・~60歳・~80歳の割合は、「人口ピラミッド分布」から現在は2:3:3:2と言われています。(今は80歳以上を度外視して考えます。) これは「公民」で習いますね。
つまり「~20歳の人数」は1億2,000万×2/10=2,400万人。
そのうち、各学年は均等人数であると仮定すると、1学年の人数は2,400万÷20=120万人となります。 そのうち公立中学に通う生徒はどのくらいでしょうか?(私立中学のジャージはきっと校内販売ですしね。)
これは小学校のイメージから連想すると良いでしょう。出身小学校から中学受験した子って、どれくらいいましたか??僕の感覚ですと、約6人に1人くらいだったと思います。(クラスで5,6人) つまり120万人から1/6だけ引いてあげればいいので、残りの100万人ほどが公立中学に通っていると思っていいでしょう。
そのうち、兄弟や先輩からのお下がりで貰うから買わない、という人もいるでしょう。それらの割合を5%とすると、95%は新しく買うことになります。 そして、買うのは1着だけではないですよね?洗濯機で洗った時の予備も買っておかなければなりません。これは「思考力・他の状況を読む力」にあたる部分です。一人2着ずつ買うとしましょう。 これらを計算式に組み込むと、
100万人×95%×2着=190万着
となります。結構買われているのですね。ジャージの販売単価を8,000円だと仮定すると、一年間に152億円の市場規模があります。 これに加え、今回は計算を省かせていただきますが「中3になりジャージが小さくなったので買い替える人」も入れるとすると、さらに大きな数字になると予想されます。
こういった能力があると、「なんか・・・お金に強そう。」と思われる方が多いかと思います。 そう、今の日本で生き残るためには「お金の感覚」をよく勉強する必要があるのです! これについてはまたいつか、触れていきたいと思います。 最後までご一読いただき、ありがとうございました。


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